令和6年度 まちづくり予算 一般会計 777,400万円

予算編成方針

令和6年度は第6期大樹町総合計画の基本構想に掲げる“人とひと・人と自然・人と宇宙がつながる誰にでも居場所のあるまち大樹”を実現させるため、真に必要な事業を厳選するとともに、計画的かつ堅実な財政運営を推進するため、既存・新規事業を問わず、事業の目的を達成するために最善の手法であるか、最小の経費で最大の効果を生む手法であるかを再検証することなどを基本とした予算編成を行いました。


会計別予算

■ 一般会計:777,400万円(前年度比 8.4%)

[特別会計]

■ 国民健康保険事業:64,000万円(前年度比 ▲ 7.9%)

■ 後期高齢者医療:11,190万円(前年度比 6.6%)

■ 介護保険:66,740万円(前年度比 ▲ 4.0%)

■ 介護サービス事業:43,640万円(前年度比 6.4%)

[企業会計]

■ 水道事業:81,430万円(前年度比 ▲15.4%)

■ 国民健康保険病院事業:114,370万円(前年度比 ▲ 3.9%)

■ 下水道事業:51,230万円(前年度比 5.8%)

[総計] 121億円(前年度比 3.3%)


まちづくり事業の主なもの


第6期大樹町総合計画将来像 ”人とひと・人と自然・人と宇宙がつながる誰にでも居場所のあるまち大樹”

 

第1章 共に支え合い安心して暮らせるまち

 

-1 地域福祉

目指す姿:本町に住む誰もが住み慣れた地域で、助け合い、支え合いながら暮らせる地域共生社会の実現を目指します。

■重層的支援体制整備事業 2,167万

介護、障がい、子育て、生活困窮といった分野別の相談体制では解決に結びつかない相談支援に対応するため、機関協働で実施することで、包括的な支援体制を整備します。

-2 子育て支援

目指す姿:次代を担う子どもたちの健やかな成長のため、地域全体で子育てを支援する環境づくりを推進します。

 

■大樹町赤ちゃん誕生祝金&出産・子育て応援交付金 800万円

子育て家庭の経済的支援を目的に、誕生祝金10万円を交付するほか、妊婦1人に5万円ギフト、出生児1人に5万円ギフトを支給します。

 

■乳幼児及び児童医療費助成事業 2,158万円

高校生までの医療費を全額助成します。

-3 高齢者福祉

目指す姿:すべての高齢者が住み慣れた地域で、安心して暮らすことができる環境づくりを目指します。

 

■特別養護老人ホーム・老人デイサービスセンター 冷房設備設置 1,306万円

入所者や家族が安心して利用できる施設環境を整備します。

 

-4 障がい福祉

目指す姿:地域の中で障がいのある人に対する理解が深まり、障がいがあっても住み慣れた地域で自立して生活できる地域社会の実現を目指します。

 

■心身障害者福祉事業 24,364万円

障害者施設利用者の施設利用料や人工透析利用者の医療費補助など、障害者及び障害児の福祉の増進を図ります。

 

-5 保健・医療

目指す姿住民一人一人が自ら健康づくりや疾病予防に取り組み、生涯にわたり健やかな生活を送ることのできるまちを目指します。

 

■母子保健事業 1,279万円

母子の各種健診、健康教育、健康相談などを実施し、健康づくりを推進します。

 

■成人保健事業 1,081万円

成人の各種健診、健康相談、保健指導などを実施し、健康づくりを推進します。

 

■予防接種費用助成 55万円

法に基づく定期予防接種や、安全性・予防効果が確認されている任意の予防接種に対して助成します。

 

-6 社会保障

目指す姿:生涯にわたって安心した生活を送ることができるよう、医療・介護等の社会保障制度の適切な運用に努めます。

 

■介護老人福祉対策 38万円

介護サービスの利用者で低所得による生活困難な方の利用料等を軽減します。

 

-7 防災

目指す姿:様々な災害や危険から住民の命と暮らしを守る防災体制の確立と防災対策の強化を図ります。

 

■防災対策推進事業 472万円

防災対策の充実を図るため、大樹町防災計画における備蓄計画に基づき、災害用備蓄品を購入します。

 

-8 防犯・交通安全・消費者保護

目指す姿:犯罪やトラブルに巻き込まれない意識や知識の普及、交通安全に対する意識の向上や環境づくりを推進します。

 

■防犯交通安全推進事業 247万円

交通安全の推進及び防犯対策の推進を図り、安全安心な町づくりに努めます。

 

-9 消防・救急

目指す姿:消防・救急体制の強化を推進し、地域防災力の向上を図ります。

 

■消防団運営事業 2,396万円

大樹消防団は、近年全国的に発生している自然災害等を踏まえ、地域防災体制の充実強化を図ります。

 

 

第2章 誰もが学び続けられるまち

 

-1 学校教育

目指す姿:家庭・地域と連携し、一人一人の子どもが未来における様々な困難を乗り越え、豊かな人生を切り開く「生きる力」を育むことのできる教育の確立を目指します。

 

■大樹小・中学校の学習環境の改善 18,042万円

学習環境改善を図るため、小中学校の空調設備設置工事や中学校バリアフリー改修工事を実施します。

 

■高校教育の振興 1,778万円

大樹高校の生徒の確保と活性化を支援するため、通学費などの助成、各種検定試験受験料の助成、大樹高等学校海外見学旅行費の補助、大樹高等学校振興会への補助などを行います。

 

-2 社会教育

目指す姿:住民一人一人の年代や生活スタイルに応じて、個人の生き方や考え方に広がりと豊かさをもたらすため、地域と一体となって社会教育の推進を図ります。

 

■社会教育推進事業 124万円

生涯学習講座や自主学級の開設など、すべての町民が教育に携わる機会を提供し、社会教育の推進を図ります。

 

■図書館管理運営費 1,601万円

生涯学習を支えていくために、図書館の子どもの読書活動推進など機能充実を図ります。また、蔵書の適正な管理を行い、利用者の要望に迅速に応えます。

 

-3 スポーツ

目指す姿:子どもから高齢者まで、誰もが気軽に参加できるスポーツ・レクリエーション活動の機会拡充に努め、技術の向上と健康増進を図ります。

 

■生涯スポーツ活動の推進 182万円

町民の多くが参加して行われる町民スポーツ大会や、各種スポーツ教室などを開催し、スポーツへの理解と関心を深め、普及・振興を図るための経費です。

 

-4 文化

目指す姿:まちの伝統や文化財を保護し、確実に後世に伝えるとともに、住民一人一人が文化活動に触れることのできる環境づくりを目指します。

 

■文化事業の推進 475万円

夢劇場奨励事業、小中学校芸術鑑賞事業、尾田地区文化祭、美術作品の展示などの事業に対する助成や、芸術鑑賞協会、文化協会などの団体活動に対する補助を行います。

 

 

第3章 豊かな資源を活かし挑戦を続けるまち

 

-1 農業

目指す姿持:続可能な農業生産基盤の構築と環境保全や資源循環に対応した生産活動の推進を目指します。

 

■多面的機能支払交付金事業 8,018万円

農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るための地域の協同活動に係る支援を行い、地域資源の適切な保全管理の推進と担い手農家への農地集積を推進します。

 

■農道整備特別対策事業 5,000万円

芽武北地区農道整備事業を実施します。(L=1,720m

 

■牧場管理運営費 14,776万円

町営牧場は、町内の畜産経営から預託される乳用牛の育成、肉用繁殖牛と馬の放牧飼養のために運営しています。預託者が満足されるよう、今後も計画的な草地整備を行い、健全な飼養管理を行っていきます。

 

-2 林業

目指す姿:計画的な森林整備を進め、森林の持つ多面的・公益的機能を発揮するとともに、資源循環の取組を推進します。

 

■町有林の育成・管理 3,821万円

町の貴重な財産である町有林の育成と管理を行います。(地拵 12ha、新植 7ha、下刈 21ha、間伐 59ha

 

-3 水産業

目指す姿:漁港や漁場の整備を着実に進めるとともに、漁業資源の適切な管理と養殖漁業を推進します。

 

■漁業振興事業 814万円

サクラマス養殖事業、大樹漁業協同組合が実施する施設整備や資源管理や漁業経営改善、流通・消費拡大などの取り組みに対して補助金を交付し、漁業の振興を図ります。

 

-4 商工業

目指す姿:商工業者の経営の安定化を図るとともに、用地やインフラ整備を進め、企業誘致を推進し、地域活力の向上を目指します。

 

■起業家等支援事業 470万円

産業の振興、商店街の活性化、雇用促進などを図るため、町内において新たに事業活動を行う方や新規分野での事業を行う方に対して、必要な経費の一部を補助します。

 

-5 観光

目指す姿:地域資源を活かした体験型観光を推進するとともに、道の駅の機能強化による観光客の誘致拡大を目指します。

 

■晩成温泉維持管理費 2,861万円

年間を通じてたくさんの方が訪れる晩成温泉を快適にご利用いただくために維持管理を行うとともに、今後の温泉の在り方について検討を進めていきます。

 

-6 航空宇宙

目指す姿:北海道スペースポート(HOSPO)の整備により、企業誘致や新産業創出を促進し、人口増加や地域経済の活性化を目指します。

 

■北海道スペースポート整備事業 88,000万円

継続して、北海道スペースポートの整備を進めます。

 

-7 雇用・勤労者対策

目指す姿:就労を望む誰もが安心して働き続けるため、働く場の確保と雇用環境の改善を図ります。

 

■退職金共済制度加入促進対策事業 50万円

中小企業退職金共済制度の加入を奨励し、中小企業に就業する従業員の福祉の増進を図ります。

 

 

第4章 美しい自然と共生する持続可能なまち

 

-1 環境保全・脱炭素化

目指す姿:豊かな自然や雄大な景観など、まちの貴重な財産を守りながら、住民や地域、事業者等と一体となってゼロカーボンシティの実現を目指します。

 

■ゼロカーボン推進事業 76万円

大樹町再生可能エネルギー導入計画に基づきゼロカーボンシティの実現を推進するため、ゼロカーボン推進協議会を開催します。

 

-2 ごみ・リサイクル・し尿・環境美化

目指す姿:ごみの減量化と地球環境への負荷軽減が図られた持続可能な循環型社会の形成を目指します。

 

■生活系生ごみ減量化等推進事業 300万円

家庭ごみの一層の減量化を推進するため、生ごみ処理機やコンポスター購入費用の一部を助成します。

 

■塵芥車(ごみ収集車)の購入 2,018万円

塵芥車(パッカー車)を更新します。

 

-3 上下水道

目指す姿:快適な居住環境を確保するため、良質な水の安定的な供給と生活排水の適切な処理を推進します。

 

■水道事業基本計画策定 550万円

将来にわたって水道事業を安定的に経営・継続するため基本計画を策定します。

 

-4 道路

目指す姿:日常生活での移動に必要な道路網の安全性や利便性を高め、誰もが安心・快適に利用できる道路整備を推進します。

 

■町道改良舗装事業 23,310万円

2路線の調査設計と幸町団地12号線、振別団地8号線、美成7号支線、幸橋歩道橋の改良舗装工事を行います。

 

-5 公共交通

目指す姿:将来にわたって住民の交通手段を確保するため、誰もが安心して移動できる利便性の高い持続可能な公共交通ネットワークの形成を目指します。

 

■コミュニティバス運行事業 625万円

高齢者等の足の確保を行うとともに、外出機会を創出するため、コミュニティバスを運行します。

 

4−6 公園・緑地

目指す姿:住民の多様なニーズや生活様式の変化を踏まえた幅広い世代の住民に利用される公園づくりを推進します。

 

■歴舟川パークゴルフ場管理事業 2,012万円

歴舟川パークゴルフ場の管理運営を行います。

 

-7 住環境

目指す姿:公営住宅の計画的な更新や空き家等の有効活用など、必要な住宅政策を進めるとともに、移住定住を促進する宅地の分譲など、住みよい住環境づくりを目指します。

 

■大樹でかなえるマイホーム支援事業 1,290万円

新築住宅や中古住宅の購入などに対して助成します。

 

■町営住宅建設事業 16,974万円

寿町団地3号棟(15戸)を新築します。

 

-8 火葬場・墓地

目指す姿:火葬場・墓地の適切な維持管理に努めます。

 

■墓園管理 139万円

町内4か所にある墓園の適切な維持管理に努めます。

 

 

第5章 地域共創やデジタル化が進むまち

 

-1 コミュニティ・協働

目指す姿:住民・事業者・行政がそれぞれの役割と責任を果たす、地域が一体となった協働のまちづくりを推進します。

 

■地域コミュニティ推進事業 222万円

行政区単位などで行う環境美化運動や福祉、生涯学習、健康増進および防災のための活動など、自主的な地域づくり活動を支援します。

 

-2 交流・移住定住

目指す姿:町内外の企業、学校、個人など、多様な人が定期的・継続的にまちに関わりを持ち、地域に暮らす人とつながる仕組みを構築することにより、新たな人の流れの創出と交流人口・関係人口の拡大を目指します。

 

■移住促進事業 507万円

移住・定住促進のため移住コーディネーターを配置して、移住・定住に向けた広報やワーキングステイ促進事業を通じて地域活性化を図ります。

 

-3 情報通信・デジタル化

目指す姿:Society5.0時代に対応するため、地域内におけるICT ※化を推進し、住民の利便性向上と行政事務の効率化を目指します。

 

■ホームページ管理運営事業 966万円

町のホームページをリニューアルします。

 

-4 行財政

目指す姿:住民生活に最も身近な行政機関として、質の高い住民サービスを提供するとともに、歳入と歳出のバランスが取れた行財政運営を目指します。

 

■ふるさと納税事業の推進 1億円

大樹町をより多くの方にPRするため、地場の特産品(返礼品)を拡充するとともに、ポータル サイトを活用し、地域の様々な魅力を対外的に発信していきます。

 

-5 広域行政

目指す姿:住民の生活圏拡大への対応や事務事業の効率化を図るため、関係機関や関係市町村との連携強化を推進します。

 

■十勝圏複合事務組合負担金

十勝総合振興局内にある19市町村で構成する組合で、各種事業を共同で行っています。


問い合わせ先

問い合わせ先 大樹町役場総務課財政係
住所 北海道広尾郡大樹町東本通33
電話 01558-6-2112(直通)
FAX 01558-6-2495
メール zaisei-kakari@town.taiki.hokkaido.jp

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