航空宇宙の取組(令和6年度)
令和6年度に大樹町とSPACE COTAN株式会社が行った、様々な航空宇宙の取組みをご紹介しています。
- 講演会・イベント(詳細はこのぺージの「講演会・イベント」の箇所をご覧ください。)
- 銀河連邦(詳細はこのぺージの「銀河連邦」の箇所をご覧ください。)
- YAC大樹分団(詳細はこのぺージの「YAC大樹分団」の箇所をご覧ください。)
- 出展関係(詳細はこのぺージの「出展関係」の箇所をご覧ください。)
講演会・イベント
宇宙ビジネス展示会 SPEXA
4月24日から26日に東京ビッグサイトにて開催された宇宙ビジネス展示会「SPEXA-Space Business Expo」のカンファレンスに参加しました。
「自治体×宇宙」をテーマに、大樹町のほか、愛知県豊橋市、大分県、鳥取県の代表者が集結し、それぞれに即した宇宙ビジネスで地域がどう活性化するのか、
宇宙ビジネスで実現する自治体の未来の姿や抱える課題について議論しました。

企業版ふるさと納税 感謝状贈呈式開催
7月5日、大樹町宇宙交流センターSORAにて、大樹町に対して令和5年9月から令和6年4月までに企業版ふるさと納税の寄附をいただいた企業を対象として、感謝状の贈呈式を開催いたしました。
当日は感謝状の贈呈に加え、各企業様から北海道スペースポート整備に対する応援コメントをいただいたほか、全体写真撮影を実施しました。
また、1,000mから1,300mへ延伸が完了した滑走路のお披露目をしました。
参加企業につきましては下記のとおりとなります(以下寄附受領日順)。
<エア・ウォーター北海道株式会社、東京建物株式会社、株式会社日本旅行、株式会社A.ver、株式会社アルプス技研、株式会社旭商工社、UDトラックス道東株式会社、川田工業株式会社、株式会社カルテック、株式会社テレビ北海道、株式会社シバウラ防災製作所、株式会社エムエスケイ、株式会社オーサカステンレス、株式会社ズコーシャ、株式会社日本旅行北海道、三洋興熱株式会社、株式会社NTTドコモ、ホクレン農業協同組合連合会、SOC株式会社、株式会社アモーチェ、株式会社アイマーク、ALSOK北海道株式会社、株式会社有我工業所、株式会社柳月、エム・エス・ケー農業機械株式会社、株式会社本間解体工業、Maccam株式会社、株式会社クロスドリーム>
なお、当日の参加が叶わず、後日の贈呈となった企業は下記のとおりとなります(以下寄附受領日順)。
<旭イノベックス株式会社、株式会社十勝毎日新聞社、スマートインプリメント株式会社、株式会社アミノアップ、三共電気工業株式会社、株式会社サンケミ、株式会社共成レンテム、株式会社カクテン屋、株式会社テクニカルサポート、株式会社IHIエアロスペース、株式会社セコマ、株式会社トヨックス、B.CRISP 合同会社、グラビス・アーキテクツ株式会社、三晃化学株式会社、茂田石油株式会社、株式会社ミエデン、マナブデザイン株式会社、株式会社フコク、フェンリル株式会社、日本生命保険相互会社、SPEDi 株式会社、ユウアイ電子工業株式会社、他七社>
大樹エアロスペーススクール2024
この夏、全国にあるJAXAの事業所3ヵ所(大樹町、宮城県角田市、東京都調布市)ごとに、高校生がチームで協力し「宇宙航空ミッション」に取り組むプログラム
「JAXAエアロスペーススクール2023」が開催されました。
このうち大樹町では北海道スペースポート(HOSPO)を会場として、8月6日から9日の間、様々な活動を実施しました。
全国から参加した高校生20名は、6日に宇宙交流センターSORAで開校式を行った後、町内の航空宇宙関連施設の見学、
モデルロケットの打ち上げ実験、SPACE COTANや十勝農業協同組合連合会の講義、エム・エス・ケー農業機械によるロボット農機乗車体験、
ズコーシャによるドローン操縦体験等、大樹・十勝ならではのプログラムを学習しました。


宇宙なんちゃら こてつくん 宇宙応援アンバサダー就任
大樹町では、「宇宙のまちづくり」の取り組みを広くPRするため、TVアニメ「宇宙なんちゃら こてつくん」の主人公・こてつくんを大樹宇宙応援アンバサダーに就任しました。
「宇宙なんちゃら こてつくん」は、クリエーター・にしむらゆうじさんが原作のTVアニメで、子供向け宇宙キャラNO.1アニメとして、子どもたちに向けて宇宙をより身近にする活動を展開しています。
今後は、町で行われる様々なイベントにこてつくんが登場し、こてつくんとともに、宇宙のまちづくりを盛り上げます。
トヨタ自動車 おやじ 河合 満 氏 特別講演会
8月5日(月曜日)、帯広市の北海道ホテルにて、トヨタ自動車の元副社長で、現在はエグゼティブフォローを務める″おやじ"河合 満 氏を講師にお招きし、
「モノづくりは人づくり~技能と技術は未来をつくる~」をテーマに講演会を開催しました。
宇宙産業を中心に十勝に製造業を集積させ、雇用創出と地域活性化を図るヒントを探ることを目的とし開催した講演会には、管内の企業関係者を中心に約200人が来場しました。
十勝において宇宙産業を発展させていく上で、トヨタ生産方式やジャスト・イン・タイムの考え方を示しながら、
人が行う「手作業」と「基本教育」の大切さについて講演いただきました。

北海道宇宙サミット2024
10月10日、帯広市にて北海道宇宙サミット2024を開催しました。
4回目の開催となる今年は、北海道と共催し、「北海道が、切り拓く」をメインテーマ設定しました。
宇宙分野の開発者や専門家に加え、海外からの宇宙関係者など多種多様な23人を招待し将来の宇宙ビジネスの展望等様々な切り口でトークセッションを行いました。
会場では、宇宙産業に取り組む企業や大学、スタートアップ企業によるPRブース、夕刻の交流会においてお企業同士の数多くの交流・意見交換が行われました。
参加者は現地・オンラインを含む2,100名となり、非常に注目度の高いイベントとなりました。


5大陸8宇宙港で覚書締結
10月13日、イタリア・ミラノで開催された国際宇宙会議IAC2024の会場にて、大樹町とSPACE COTAN株式会社を含む5大陸8つの商業宇宙港で商業宇宙港に係る国際協力に関する覚書を締結しました。
覚書を結ぶのはHOSPOのほか、アメリカ、オーストラリア、イギリス、スウェーデン、ペルーの商業宇宙港です。
商業宇宙港による国際協力は世界初の試みとなります。
民間企業による宇宙産業の拡大が見込まれる中、ロケットや人工衛星の打ち上げ需要の更なる拡大に応じるため、世界の宇宙港の間で射場設備などの共通化を検討し、複数の宇宙港で同じロケとを打上げたり、設備のコストダウンにつなげたりすることで、ロケット打上げの高頻度化、さらにはロケット事業者、人工衛星事業者の利便性の向上を図ります。
今後、宇宙産業の発展に貢献できるよう各国の宇宙港とともに取り組みを進めてまいります。

「たいき宇宙デー」
11月2日、町民宇宙イベント「たいき宇宙デー」を開催しました。
町が進めている「北海道スペースポート(HOSPO)」の整備状況や「宇宙のまちづくり」の理解促進を目的として、昨年に引き続き2回目の開催です。当日は約120名の方にご参加いただきました。
6月に延伸工事が完了した1,300mの滑走路を始め、ロケット射場「Launch Complex 0(LC0)、Launch Complex 1(LC1)」やインターステラテクノロジズ社が開発中の人工衛星搭載用ロケット「ZERO」の推進剤タンク試験用の構造試験等を見学しました。
人工衛星用ロケット射場(LC1)では、現在建設中の煙道を見学いただきました。煙道はロケット打上げ時の燃焼ガスが通るトンネルで、打上げ時の噴煙によるロケットの機体や衛星へのダメージを軽減するために重要な設備です。工事が完了する頃にはトンネルを埋め戻すため、内部の構造は今しか見ることができない貴重な機会です。
また、LC1に隣接するインターステラテクノロジズ社がMOMOを打上げた射場「LC0」や工場など普段見ることができない施設を見学し、現在の宇宙の取組みについて理解していただく機会となりました。

学習院大学と産官学連携協定を締結
11月20日、大樹町とSPACE COTAN、学習院大学の三者で、「宇宙分野における産官学連携協定」の締結式を実施しました。
学習院大学は、宇宙利用に関する研究・教育に取り組んでおり、長年宇宙のまちづくりを進めている大樹町に産学官蓮家拠点の構築を検討しています。
今後、学習院大学の宇宙利用分野に知見を活かし、国内で不足する宇宙関連人材の育成や地域社会の発展などに取り組みます。

ほっかいどう応援セミナー
11月18日、東京都で開催された「ほっかいどう応援セミナー」に参加しました。
ほっかいどう応援セミナーは、首都圏の企業へ、知事や市町村長が地域の魅力の発信や応援を求める場として北海道庁が開催しているものです。
黒川町長は、大樹町の宇宙のまちづくりについて説明し、現在建設中のロケット射場「Launch Complex 1(LC1)」へ企業版ふるさと納税の寄附を呼びかけました。
また、ブースでは町の特産品の大樹漁業組合のガーリックつぶを提供し、食や観光などの町の魅力もPRしました。

十勝管内の市町村職員がHOSPOを見学
11月26日、十勝総合振興局が主催となり、十勝の市町村職員向けに「北海道スペースポート見学会」を開催しました。
振興局では、大樹町に限らず、十勝管内全体で宇宙関連産業の企業誘致に取り組んでいます。今回は北海道スペースポートの現在地やポテンシャルの理解を図り、十勝への誘致にあたり体制を強化することを目的に実施しました。
当日は、6市町村の11名のほか、振興局の職員25名が参加し、現在建設工事中の人工衛星搭載用ロケット射場「Launch Complex 1」や1,300m滑走路を見学しました。
今後、しんこうきょくが 各市町村のオフィスや工場などの建設に適した用地をリスト化し、十勝での誘致を促す資料として宇宙関連企業へ提供されます。

銀河連邦
大樹町は「タイキ共和国」として、銀河連邦に加盟しています。
銀河連邦については次のリンク先をご覧ください。
第51回相模原市民桜まつり
4月6日、7日に神奈川県相模原市で開催された「第51回相模原市民桜まつり 銀河連邦物産展」に銀河連邦タイキ共和国として出展しました。
今回は、まるみ工房と和牛道の2店舗が出展したほか、大樹漁業組合の鮭とばとアミポワールのチーズサブレを販売しました。
ブース前に順番待ちの行列ができるのほどの公表でした。
また、祭り当日は各銀河連邦共和国のお国自慢やパレードなどのイベントの他、飲食などの露店、企業や各団体のブースが設けられ、満開の桜に多くの人で賑わいました。

第48回柏林公園まつり
9月22日、大樹町にて開催された柏林公園まつりで銀河連邦物産展を開催しました。
普段、大樹町内では購入することができないサガミハラ共和国、ノシロ共和国、サンリクオオフナト共和国、
サク共和国、カクダ共和国、ウチノウラキモツキ共和国の6共和国の特産品を販売しました。

銀河連邦フォーラム



銀河連邦物産展in都庁
1月23日、24日に東京都庁で開催された「銀河連邦PR物産展」に出展しました。
都庁の全国観光PRコーナーを会場に、銀河連邦7市町の観光PRやパンフレットの配布のほか、
各共和国の特産品を販売しました。タイキ共和国からはチーズと飲むヨーグルトを販売しました。
観光客や都庁の職員など多くの方に立ち寄っていただき、町の名産品をPRすることができました。


YAC大樹分団
「日本宇宙少年団(Young Astronauts Club = YAC)大樹分団」には、現在、小学1年生から中学3年生までの計34名が団員登録しており、宇宙に関する様々な活動にチャレンジしています。
総会、分団活動
5月18日に宇宙少年団(YAC)大樹分団総会を大樹町役場にて行いました。
総会では、新団員の紹介、前年度の事業報告と決算報告、今年度の予算案と活動計画について議論しました。
また、分団活動として「宇宙飛行士の試験と訓練を体験してみよう」を実施しました。分団活動終了後には、分団員懇親会として、バーベキューを行いました。


分団活動「スカイウィング製作・プラネタリウム見学」
6月23日に帯広市児童会館でスカイウィング製作とプラネタリウムの見学をしました。
スカイウィング製作では、帯広市児童会館の職員が講師となり、製作と打上げを行いました。
プラネタリウム見学では、帯広市の夜空から見える夏の大三角と南十字星について学びました。


ペットボトルロケット製作教室
7月22日に大樹町福祉センターでペットボトルロケット製作教室を開催しました。
町内外から28名の参加者が集まり、8月4日に行われるペットボトルロケットコンテストに向けて、ロケットを製作しました。
参加した子どもたちはお父さんお母さんと協力しながらオリジナルのペットボトルロケットを完成させました。


第24回ペットボトルコンテストin大樹
8月4日に行われた「歴舟川清流まつり」のイベントとして「第24回ペットボトルコンテストin大樹」が開催されました。
今年は規定の部30名・自由の部9名の計39名が出場し、参加者はこの日のために作成した機体で飛距離を競い合い、子供から大人まで白熱した戦いを繰り広げました。
規定の部では、107.73mを記録した能戸 奏音さん、自由の部では、175.22mを記録した関 擢磨さんが優勝しました。
デザインコンテストでは、個性豊かな機体が出揃い、堀尾 宗平さんが最優秀賞に輝きました。


研修旅行in札幌市
9月14日から15日に「日本宇宙少年団北海道ブロック交流会」に併せて研修旅行を行いました。団員7人、保護者2人、引率1人の計10人で札幌市へ向かいました。
大樹分団の他、札幌分団、苫小牧分団、釧路分団の団員が札幌市内にある青少年科学館へ集合し、開会式を行った後、科学館とプラネタリウムの見学を行いました。
その後、宿泊先の青少年山の家へ移動し、翌日の水ロケット大会に向けて、機体の製作を行いました。
水ロケット大会では、個人種目と団体種目を行い、個人種目では半谷 陽向さんが3位受賞、団体種目では各分団から代表者を2名選出、大樹分団からは浦野 新大さんと河口 峻太さんを選出し、見事2位受賞しました。
様々な体験を通して宇宙や科学について理解を深めることができました。
スペースイラストコンテスト表彰式
9月22日、柏林公園まつりステージ上で「2024スペースイラストコンテスト」の表彰式を行いました。
今回は、127作品の応募の中から、入選された11名のうち、9名の方が出席され、日本宇宙少年団大樹分団長 斉藤 雅 氏から、表彰状・副賞・作品写真が贈呈されました。
水ロケット製作・打上げ


分団活動「JAXAモデル日時計製作・プラネタリウム見学」
1月18日に帯広市児童会館でJAXAモデル日時計製作とプラネタリウムの見学をしました。
JAXAモデル日時計製作では、帯広市児童会館の職員が講師となり、製作と観察を行いました。
プラネタリウム見学では、帯広市の夜空から見える冬の大三角とオーロラについて学びました。


モデルロケット製作・打上げ


出展関係
大樹町や北海道の航空宇宙に関する取り組みをPRするため、道内外の航空宇宙関係の展示会やイベントに出展しました。北海道宇宙科学技術創成センター「HASTIC」やSPACE COTAN株式会社等と共同で出展し、パネルやポスター、実験機材等の展示、映像放映、パンフレット等の資料配布を行いました。
北洋銀行「ものづくりサステナフェア2024」
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※帯広信用金庫特別協力枠として出展
- 展示会場:アクセスサッポロ(札幌市)
- 開催期間:7月24日
- 来場者数:約4,200人
- 出展者数:153団体・企業

ビジネスEXPO
- 展示会場:アクセス札幌(札幌市)
- 開催期間:11月7日から8日
- 来場者数:21,261人

国際産業宇宙展
- 展示会場:東京ビッグサイト(東京)
- 開催期間:1月29日から31日
- 来場者数:26,268人

この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2025年03月24日