大樹町のお魚カレンダー

更新日:2025年03月24日

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 大樹町の漁港で水揚げされる旬の魚(主なもの)を掲載しております。とってもおいしい魚を、旬の時期に是非ご賞味下さい。

旬の魚(主なもの)一覧
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1 真ツブ            
2 ホッキ              
3 時サケ                    
4 タコ          
5 ジュンサイ                    
6 シジミ                      
7 エゾバイツブ                  
8 秋サケ                  
9 シシャモ                    
10 毛ガニ                  

1 真ツブ(旬の時期 11月から4月)

 主にエゾバイ科に属する食用の巻き貝を総称して「ツブ貝」と呼んでおり、真ツブや灯台ツブ、毛ツブ、磯ツブなどに分類されます。

 その中でも最高級である真ツブは、主に刺身で食べられており、磯の香りとコリコリした食感が特徴で、十勝でも知名度向上を図ることを目的にツブフェアを開催しております。

2 ホッキ(旬の時期 12月から6月)

 「ホッキ貝」という名前で知られていますが、寿命が30年以上ある個体があることに由来し、「姥貝(うばがい)」という名前が付けられています。

 肉厚でおいしいだけでなく、栄養面でも肝機能強化や成人病予防などの効果が期待されており、毎年6月上旬には町内でホッキ即売会を開催しております。

いくつもの黄色いカゴにたくさん入れられているホッキ貝の写真

3 時サケ(旬の時期 5月から6月)

 毎年5月から7月頃にかけて北海道沖や三陸沖で獲れるシロザケのことをいい、川に帰る時期が異なるため「時しらず」とも呼ばれています。

 まだ成長途中の若いサケで、脂のりが良くふっくらした身が特徴で、その味は絶品です。

船上活〆のステッカーが貼られた2尾の時サケの写真

4 タコ(旬の時期 5月から11月)

 北海道では世界最大のタコ「ミズダコ」とやや小ぶりのタコ「ヤナギダコ」が漁獲され、大樹町で主に獲れるヤナギダコは筋肉質で歯ごたえが良く、刺身やざんぎ等様々な料理で楽しめます。

 又、大樹沖にタコ産卵礁を設置しており、人工的な産卵場を整備することで資源増殖に向けて取組んでいます。

5 ジュンサイ(旬の時期 6月から7月)

 淡水の沼や池に生息しているスイセン科の水草で、葉を水面に浮かべる若芽を摘み、「つるん」とした食感が特徴で酢の物などで食べられます。

 道の駅コスモール大樹で瓶詰加工品として販売しておりますので是非ご賞味下さい。

(補足)現在は休漁中のため販売しておりません。漁が再開され次第販売いたします。

注意:キモントウ沼で漁業者以外の方がジュンサイを採取することは法律で禁止されております。

水面に水草が生い茂る沼で行われているジュンサイ漁の写真

6 シジミ(旬の時期 7月中旬)

 全長5センチメートルにもなる大シジミで、その大きさから幻のシジミとして全国的にも有名で大変人気がありますが、資源保護のため漁ができるのは年に1回限りです。

 道の駅コスモール大樹で冷凍品として販売しておりますので是非ご賞味下さい。(売切れ次第終了)

注意:生花苗沼で漁業者以外の方がシジミを採取することは法律で禁止されております。

沼地の浅瀬で行われているシジミ漁の写真

7 エゾバイツブ(旬の時期 7月から9月)

 北海道・東北地方に生息する巻き貝で、道内では道東太平洋沿岸で漁獲されており、特に十勝沿岸は全国有数の水揚量を誇っています。

 味が良く小粒で扱いやすいことから、年々人気が高くなってきており、資源を維持するため水産関係機関と協力しながら試験調査などに取組んでいます。

漁獲した大量のエゾバイツブを機械で選別している様子の写真

8 秋サケ(旬の時期 9月から11月)

 秋になると清流「歴舟川」など、町内の河川に産卵のため遡上する秋サケは大樹町の主力魚種であり、全体水揚量の6割程度を占めております。

 又、定置網漁解禁後のわずかな時期にしか水揚げされない若い雄の銀毛鮭の中から厳選したものを、「樹煌士(きこうし)」としてブランド化しています。

引き上げられた漁船の網に多くの魚が入っている秋サケ漁の写真

9 シシャモ(旬の時期 10月から11月)

 キュウリウオ科に属する日本固有の魚で、北海道太平洋沿岸にのみ生息し、毎年秋になると十勝川など特定の河川に産卵のため遡上します。

 十勝・釧路管内は全道のシシャモ漁獲量の大半を占めている主要な産地となっており、ししゃも漁業者などで組織する十勝管内ししゃも漁業調整協議会では、十勝産ししゃもPRのため東京や千歳などで即売会及び試食会を開催しております。

漁港の船着場近くでいくつもの木箱に入れられた大量のししゃもの写真

10 毛ガニ(旬の時期 11月から1月)

 十勝では秋から冬にかけて水揚されるため、冬の味覚として定着しており、その身は柔らかく濃厚なカニみそはおいしいと評判です。

 又、年末に開催される海産物即売会(大樹町道の駅)には、水揚したばかりの茹でたて毛ガニを求め、長い行列ができるほど人気があります。

ショッピングセンターの前で行われている即売会に並ぶ大勢の人々の写真

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