ワクチン・予防接種
ワクチン予防接種料金一覧(令和2年4月現在)
(注意)B型肝炎以外は、1回あたりの料金(こどもの予防接種については以下のリンクをご覧ください。)
ワクチン接種名 | 料金 |
---|---|
麻しんワクチン | 4,000円 |
風しんワクチン | 4,500円 |
麻しん風しんワクチン | 7,500円 |
インフルエンザワクチン | 2,500円 |
おたふく風邪ワクチン | 4,500円 |
破傷風トキソイド | 2,000円 |
ジフテリア破傷風トキソイド | 3,000円 |
B型肝炎ワクチン | 15,000円(接種3回、抗体検査2回) |
ロタウイルス(ロタテック) | 6,000円 |
帯状疱疹(シングリックス) | 20,000円 |
肺炎球菌ワクチン | 6,000円 |
小児用肺炎球菌ワクチン | 9,000円 |
子宮頸がん予防ワクチン | 15,000円(注意)町助成有り(中1〜高1) |
ヒブ(Hib)ワクチン | 6,000円 |
ロタウイルスワクチン | 12,500円 |
日本脳炎ワクチン | 4,000円 |
(注意)変更している場合がありますので、正確な料金等についてはお問い合わせください。
1. 麻しんワクチン(生ワクチン)
麻疹(はしか)
麻しんウイルスにより空気感染します。
感染により免疫機能が低下するため、他のウイルスなどに感染しやすくなることも問題となります。
2. 風しんワクチン(生ワクチン)
風疹
風しんウイルスにより飛沫感染します。
発疹も熱も3日間ほどで治ることが多いのですが、妊娠初期の妊婦が感染すると胎児にも影響することが問題となっています。
3. 麻しん風しんワクチン(生ワクチン)
麻しん風しんワクチンの混合ワクチンです。
定期接種に使用します。
4. インフルエンザワクチン(不活化ワクチン)
インフルエンザ
インフルエンザウイルスにより飛沫感染します。
高齢者などで重篤化することもあり、また乳児や小児において脳炎・脳症が起こることが報告されています。
5. おたふく風邪ワクチン(生ワクチン)
おたふくかぜ
ムンプスウイルスにより飛沫感染します。
潜伏期間は2〜3週間で、耳下腺の腫脹がよくみられます。
成人男性で睾丸炎等になると不妊になることも知られています。
6. 破傷風トキソイド
破傷風(T)
土の中にいる破傷風菌が、傷口より侵入し感染することがあります。
菌の出す毒素により筋肉のけいれんが起こります。
4種混合(DPT-IPV)・2種混合(DT)ワクチンとして接種していますが、追加接種も有効です。
7. ジフテリア破傷風トキソイド(DT)
- 破傷風(詳細はこのページの「6. 破傷風トキソイド」の箇所をご覧ください。)
- ジフテリア(D)
ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。
のど奥に膜ができ呼吸困難となったり、菌が作り出す毒素が神経・筋症状を引き起こします。
8. B型肝炎ワクチン(不活化ワクチン)
B型肝炎
主に血液を介して感染します。
母子感染予防や医療従事者の感染予防にも使用します。
9. 水痘ワクチン(生ワクチン)
水痘(みずぼうそう)
水痘・帯状疱疹ウイルスによる急性感染症です。
発疹後に水疱となり、感染力が非常に強いこともよく知られています。
免疫力の弱い方が罹患し重症化することがあります。水痘患者と接種したとき、ワクチンを3日以内に接種すれば発症を予防できるとされています。
10. 肺炎球菌ワクチン(不活化ワクチン)
肺炎(肺炎球菌性)
成人肺炎の3割程は、肺炎球菌が原因となっています。
肺炎で亡くなる高齢者は多く、ワクチン接種が肺炎の予防や軽症化に役立つと考えられています。
(小児用の肺炎球菌ワクチンは下記)
11. 小児用肺炎球菌ワクチン(不活化ワクチン)
- 細菌性髄膜炎(肺炎球菌性の)
- 菌血症(肺炎球菌性の)
- 肺炎(肺炎球菌性の)
- 中耳炎、副鼻腔炎(肺炎球菌性の)
肺炎球菌は多くの子どもの鼻やノドにいる身近な菌で、上記の感染症の2大原因です。
このワクチンの接種により重篤な感染症が減少すると報告されています。
このワクチンは、まだ免疫が未熟な乳幼児にも抗体がつくように工夫されている乳幼児用です。
12. 子宮頸がん予防ワクチン(不活化ワクチン)
子宮頚癌(ヒトパピローマウイルス(HPV))
子宮頸がんの原因は、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染であることが明らかになっています。
一部の型のHPV感染が長期間続くと子宮頚癌を発症する場合があります。
13. ヒブ(Hib)ワクチン(不活化ワクチン)
Hib髄膜炎
インフルエンザ菌b型(Hib)が乳幼児へ飛沫感染し、全身疾患を引き起こすことがあります。
なかでも髄膜に感染するHib髄膜炎の頻度が高く、重篤になりやすいと言われています。
欧米ではワクチン導入後、Hibによる重症感染症が劇的に減少しています。
14. ロタウイルスワクチン(生ワクチン)
ロタウイルス感染症
ロタウイルス胃腸炎は、5歳までに1度は感染すると言われています。
ワクチン接種は、ロタウイルスによる嘔吐下痢症を防いだり軽くしたりします。
15. 日本脳炎ワクチン(不活化ワクチン)
日本脳炎
感染したブタの血液を吸った蚊を介して人に感染します。
感染者の100〜1000人に1人が脳炎を発症すると考えられています。
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更新日:2025年03月24日