「はやぶさ2」帰還カプセル特別展示会の開催について

11月5日(金)から11月9日(火)まで 小惑星探査機「はやぶさ2」帰還カプセルの特別展示会を開催


画像提供:池下章裕氏

 2014年12月3日に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」は、小惑星「リュウグウ」から採取したサンプルの入ったカプセルを分離し、カプセル本体を令和2年12月6日(日)に地球へ帰還させることに成功しました。大樹町では、「はやぶさ2」のカプセルが地球に帰還する模様を見守るため、パブリックビューイングも実施し、多くの方と地球へ向けたカプセル放出の瞬間の感動を共有しました(パブリックビューイングの様子はコチラから )。帰還したカプセル内には、小惑星「リュウグウ」の粒子が多数入っていることが確認され、現在は、これらサンプルの分析が行われており、生命誕生の手がかりが見つかるかなど注目されています。

≪開催チラシ≫
開催チラシを確認する場合は、コチラをクリックしてください。 (560KB)

■展示期間・場所・時間

・場所 大樹町生涯学習センターオークホール(大樹町双葉町6番地1)
・展示期間 11月5日(金)から11月9日(火)
・開場時間 5日、8日は13:00から20:00まで
 それ以外の日は、10:00から20:00まで(最終入場19:00まで)
 ※8日10:00からの記念講演会参加者は12:00から見学可能です。

■展示内容

 今回の展示会では、「はやぶさ2」から分離し、地球に帰還したカプセルの実物をJAXAから貸与を受けて展示します。実際に宇宙から帰還したカプセルの実物を見学できるまたとない機会となっておりますので、是非見学にお越しください。また、特定非営利活動法人ギガスター(愛知県知多郡武豊町)の協力のもと、「はやぶさ2」実物大レプリカの展示のほか、「はやぶさ2」の各種機器の展示も行います。
・展示内容一覧(予定)

 実物展示 インスツルメントモジュール
 搭載電子機器部
 パラシュート
 背面ヒートシールド
 レプリカ展示  前面ヒートシールド
「はやぶさ2」実物大模型
 小惑星リュウグウ模型
 再突入カプセル(一部カットモデル)
 ターゲットマーカー
 衝突装置(SCI)爆薬部
 分離カメラ(DCAMー3)
 ミネルバ2ー1A
 ミネルバ2ー1B
 ミネルバ2ー2
 MASCOT

 

■記念講演会の実施について

 特別展示を記念して、11月8日(月)に記念講演会を開催します。

・場所 大樹町生涯学習センターコスモスホール
・講演時間 10:00から12:00、18:00から20:00の2回講演
・講師 山田和彦 氏(JAXA宇宙科学研究所准教授)
・題目 「はやぶさ2」の回収運用とサンプルリターンカプセルの技術
 ※山田氏はリモートでの出演となります。
山田氏の講演後、SPACE COTAN株式会社小田切代表取締役より、北海道スペースポートに関する活動報告を行っていただく予定です。
・申込 参加する場合には、事前に申し込みが必要となります。添付の申込用紙によりFAX、メールいただくか、直接担当まで電話ください。

≪申込書≫
ワード版 (21KB)
PDF版 (32KB)

 

■新型コロナウイルス感染拡大防止のための取り組みについて

・ 来場される際は、マスクを必ず着用の上、入場時の検温、手指の消毒にご協力ください。体調がすぐれない、体温が37.5度以上ある場合などは、入場をお断りさせていただきます。
・ 入場者が多数訪れた際には、入場規制を行い、順次会場に入場いただくとともに、会場内では、スムーズな見学にご協力ください。
・ 講演会の会場は定員を250人としております。万一定員以上の申込があった場合には、先着順で入場者を決定いたします。
・その他、大声を出すなど、周囲に迷惑となる行為を行った場合なども、入場をお断りさせていただくことがありますので、留意ください。

■その他注意事項

・展示物は一部写真撮影が不可のものがありますので、会場の掲示を確認の上、係員の指示に従ってください。
・緊急事態宣言が発出された場合には、入場者限定での実施または中止となる場合があります。